漫画道場

漫画道場 漫画やアニメを学術的観点から考察・レビューします。



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雑記

【雑記】ロンドンオリンピック開幕~頑張れ長崎県選手!

ブログネタ
オリンピックで期待している競技・選手は? に参加中!
こんにちわ、道場主です。

ロンドンオリンピックが開幕となりましたね。
道場主は今年の頭から、もう、たまらんほどにそわそわしてます。

なんてったって今回は、長崎県出身の注目選手が多い!
長崎県民として、これを見逃す訳にはいきません。


そこで当道場では、8月まで五輪をテーマにした漫画を扱います。
でもまず最初に、長崎県出身の選手を紹介していきましょう。


―――


引用:県民だより ながさきライフ vol.27 2012年7月号
http://www.pref.nagasaki.jp/koho/plaza/tsushin/


※肖像権とかあると思いますので、問題あったらご連絡下さいませ。


内村航平


まずは何と言ってもこの方、体操の内村航平選手です。

長崎県では現在、2014年がんばらんば国体に向けて、
諫早市にある総合運動公園陸上競技場を改修してるんですが、
その競技場の道路を挟んだ向かい側、小高い丘の中腹に、
内村選手のご両親が運営される「スポーツクラブ内村」があります。

内村選手は高校進学と同時にご両親の反対を押し切って上京されてます。
しかし、技の安定性と競技を楽しむ心は、このスポーツクラブが原点なのでしょう。
子供の頃からご実家のトランポリンが大好きだったそうですよ。
体操でトランポリン?と思われるかも知れませんが、
内村選手は実際にトランポリンを使って空中感覚と着地を磨かれたそうです。

楽しい体操。『ガンバ!Fly high』の藤巻駿のような、
漫画の主人公そのものじゃありませんか。金メダルの最有力選手です。


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藤原新

この方も外せません、マラソンの藤原新選手。

藤原選手の母校は、これまた諫早市にある諫早高校(諫高)です。
市内では有数の進学校として有名な所なんですが、
諫高陸上部は女子の2001年・04年の2度の全国優勝をはじめ、
男子も藤原選手を輩出したりと、輝かしい実績を誇ってます。

諫高がどうして強いのか?それは、監督である松元利弘先生の、
選手の自主性を伸ばそうとされる指導方法にあると思います。


諫早高校陸上部の秘密 ~増田明美's Homepage
http://www.akemi-masuda.jp/es/es0103.html


諫高の生徒さんは、とても真面目です。
真面目な生徒が長崎県に集まると言う方が正確?

藤原選手はスタミナを鍛えるのではなく、スピードを鍛える、
独自の練習方法でロンドン五輪に挑もうとしていらっしゃいます。
それも、諫高で培われた自主性を重んじる指導の賜物ではないでしょうか。


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森岡紘一朗

諫高陸上部出身のもう1人は、競歩の森岡紘一朗選手。

長崎県には、国見高校の小嶺忠敏監督、清峰高校の吉田洸二監督など、
県外にも名を知られた優秀な指導者は多くいらっしゃいますが、
どの方にも共通して言えるのは、向上心を持って集まった優秀な生徒を、
我が子のように愛情を持って育成している事でしょう。

藤原選手や森岡選手も、ロンドン五輪の1ヶ月前に、
母校の松元監督を訪ねていらっしゃいます。

森岡選手は高校2年の時に競歩に転向され、翌年2003年の
長崎ゆめ総体・5000m競歩でトップでゴールしますが、
歩型違反により無念の失格に終わる結果に。

この時の悔しさを糧にして、これまで練習を積んできたと、
地元テレビ局のインタビューには応えられていらっしゃいます。
森岡選手の原点も、やはり長崎にあるのです。


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早川漣

続いて、アーチェリーの早川漣選手。

身長179cmと、スーパーモデルのような体格です。
お姉さんは北京五輪にも出場された早川浪選手で、
ロンドンでは姉妹で出場を目指されていらっしゃったそうです。
お姉さんは惜しくも代表入りを逃しましたが、
妹・漣選手は並々ならぬ思いを背負って、ロンドンの舞台に立ちます。

佐世保商業アーチェリー部は、全国優勝もしたほどの強さ。
今年7月に行われた世界学生選手権大会にも、
前年の高総体覇者である永峰沙織選手が出場されています。
この方も絶対、4年後のオリンピックに出てきそうだわ。

韓国生まれだからって馬鹿にする人は、豆腐の角にでも頭をぶつけて下さい。
JOCが選出した選手への意味の無い批判は、ひいては日本を馬鹿にする行為です。


―――


原田龍之介

選手紹介の最後は、セーリングの原田龍之介選手。

原田選手も、2003年の長崎ゆめ総体に出場された方です。
当時は海星高校のキャプテンとして、選手宣誓もされています。
海星高校と言えば野球部が有名な男子校ですが、
海の名前にふさわしく、ヨット競技でも実績を残した学校です。

お隣り佐賀県唐津市の吉田雄悟選手とペアを組んで、
今年のセーリング470級世界選手権の決勝シリーズに進出。
大変な実力をお持ちの方なのですが、五輪とは縁遠く、
これまで後一歩の所で悔し涙を飲んでこられました。

しかし今回は、松永・今村組との壮絶な国内代表権争いを制し、
見事、五輪出場となりました。素晴らしい!


―――


長崎県出身選手は、他にもまだまだ居ますよ。
サッカーU-23日本代表は、キャプテンの山村和也選手を筆頭に、
オーバーエイジ枠の吉田麻也徳永悠平の両選手も共に長崎県出身。
山村選手と徳永選手は、あの国見高校の卒業生です。

フッ…やはり五輪で勝つには長崎県の力が必要だという事だな…?


今回のロンドン五輪ではなぜ、長崎県出身者が多いのでしょうか。
ポイントがまさに県の競技選手の育成方針にあるのです。
例えばどうして国体をやるだけで競技場を改修するお金が出るのか、
こういった所が、他県の状況と異なるんですね。

長崎県は、九州地方の外れ(人の形に例えれば手の位置)にある為、
地理的環境は決して恵まれている訳ではありません。
スポーツ施設を探すなら都会に居た方がアクセス面で絶対に有利です。
しかし、長崎では1人ひとりに当てる育成費の金額が違います。
国体を見据えた政策だけでも、ジュニアスポーツで功績を挙げてきた
35競技100校を国体拠点校として、18競技延べ33校を強化校として指定し、
拠点校に80~210万円、強化校に20万~65万円の強化費を助成してます。

長崎県の競技力向上対策事業の総額は、5億8600万円です。
この金額は、九州最大の都市・福岡県より上です。
人口140万人の県が、500万人の県よりお金をかけているんですぜ!

周囲の県が財団法人の助成に頼る一方、長崎県は2003年のゆめ総体の頃から、
県や市が主導となって、ジュニア選手の育成に力を注いでいます。
緊縮財政が続く中で、スポーツ振興だけは10年間手を抜きませんでした。
その結果が、ロンドン五輪に出場する県民選手の数、という訳です。


どだいどだーい?えっへん!

私がやったんじゃないのに、妙に誇らしい気分になるのはなぜでしょうか。
これも五輪マジックなんでしょうかね。


昨日はなでしこジャパンが見事にカナダを2-1で降しました。
今日はサッカー男子五輪代表の試合があります。
さぁ、いよいよ長崎県民の出番ですよ。皆で長崎県を応援しましょう。

頑張れニッポン!頑張れ長崎県!
 


ご清覧ありがとうございました。

【雑記】いじめ問題~スケバン刑事と学校の闇


漫画道場


こんにちは、道場主です。
今回は、リアル問題を取り上げたいと思います。


最近、何かと話題なのが、滋賀県大津市の
大津市立皇子山中学校で起きた、いじめ問題ですね。
ネットでは炎上が続き、関係者の実名が暴露され、
それをデヴィ夫人が拡散するという、収拾の付かない事態となっています。

加熱しすぎな感もありますが、やはり問題は、
学校や市、警察の対応のまずさにあるかと思います。
事無かれにするには、重すぎる事件です。


もしもこの問題、和田慎二先生がご存命であったなら、
どういったご意見を示されただろうかと考えてしまいます。

和田先生は『スケバン刑事』の作者であり、
学校という閉鎖環境にうごめく「闇」を、真剣に取り上げられた方でした。


―――


スケバン刑事


『スケバン刑事』については、ドラマ化もされ人気を博しましたので、
改めて紹介するまでもないと思いますが、
この原作は、警察が踏み入れない聖域である学校に、
主人公の麻宮サキが学生刑事として潜入し、
問題を解決するといったテーマを基本プロットとしています。


で、麻宮サキはいくつかのいじめ問題にもぶち当たってます。
例えば第2部「新たなる戦い」編ですね。

鷹ノ羽高校に戻ってきたサキは、生まれつき体の弱い片岡くんを
無理やりトラックで走らせる剣道部の部長と対峙します。
部長の目は、まっすぐに自分を信じる輝きを持っていました。
ところが、しごきの最中に片岡くんが倒れて死亡し、
部長はこれを片岡くんの心身の弱さのせいにします。

部長の発言に怒ったサキは、


> 性根ってのはな、同じ立場にたった時、
 どれだけがんばれるかを言うんだ。
 片岡に比べれば、てめぇらの根性など豆腐も同然だ!



と、刀を取り上げ、部長の手に突き刺します。
いいぞもっとやれ。


―――


いじめの根幹にあるのは、閉鎖環境の中で生まれた序列関係が
優位に立つ生徒を増長させていく事にあるそうです。

この序列については、統計学上でも証明されています。
陸上の為末選手が研究論文を発表してますが、
プロのスポーツ選手になった人の誕生日を調べてみると、
4月生まれが最も多く、3月生まれが最も少ないそうです。
Jリーグ選手を対象に行った調査でも、同様の結果が得られています。

誕生日が遅い人ほど、先に生まれた人より劣等感を抱きやすく、
学校という閉鎖環境の中で、身体的な序列を付けられる事で、
自分の将来を決め付けてしまうのが原因らしいです。
それに対し身体的に恵まれた人は、剣道部の部長のように
優越感を抱きやすく、自分の行いに疑問を持たなくなる。
こういった傾向が、誕生日の差として顕れやすいんでしょうね。


序列関係が生まれる事は、『3月のライオン』の6巻でも、
いじめに苦しむひなちゃんがこう言ってました。


> 何かクラスの中に見えない階級とかがあって、その階級にあわせて、
 「どれくらい大きな声で笑っていい」とか、
 「教室の中でどれくらい自由に楽しくふるまっていい」とかが
 決められてるみたいな…。

 …ねぇ桐山くん、あれは何なの?
 私たちみんな同じ、ただの中学生のはずなのに。
 ただの同じ、人間のはずなのに。



本当は第三者である先生が、こういった学校の「闇」に
先導して立ち向かわなければならないはずで、
ひなちゃんのクラスも結局、学年主任の国分先生が介入するまで、
いじめ問題が解決するには至りませんでした。


サキもやはり第三者として、「闇」に介入していきます。

第1部「無法の街」編では、生徒から慕われているという若松なる先生が、
学校の「闇」の部分を見過ごし放置していたのを見て、
サキの追っかけをする三平と、こんな会話をやりとりします。


> ねぇサキさん まともな教師ってのは日本に何人いるんでしょう。

> もしいい教師ばかりなら…
 あたしみたいな学生刑事は必要なくなるかも…しれないねぇ。



サキの母校・鷹ノ羽高校には不良教師の沼先生が居るのですが、
サキはこの先生の言葉を若松の引き合いに出します。


> 沼先生がこう言ったことがあったんだ。

 サキ…おれは自分でもいい教師じゃないと思うぜ。
 なにせ人数が多すぎる…。

 だがなぁサキよ…。2人か3人…せめて5人の生徒なら、
 おれはいい教師になる自信があるんだぜ…



な…なんという至言!


―――


現実に起こるいじめ問題も、学校や市にだって言い分はあると思います。
先生もカウンセラーとしての専門の知識がある訳ではありませんし。

しかし、目の前の問題から目を背ける事とは別ではないかと。
自分の言い分を泣いて訴える先生が居ましたけど、
いやいや、泣きたいのは亡くなった生徒の親御さんの方ですから。


かつて私は、実際にこういう場面に出くわした事があります。

体育教師ですら手を焼く暴れ放題の男の子が居て、
その子が別の同級生の子から言いがかりの末に殴られて、
報復にぼっこぼこにしてしまい、誰も止める事が出来ない状況。

これを止めたのは、理科の先生でした。
つかつか歩みよって、この男の子の襟を掴んで立たせた後、
おもっきしビンタをかましたんですよ。

で、ビンタされた男の子もいきり立って、
「先にやったのは相手の方だ、自分は悪くない」と言うのですが、
先生はただひと言、「だってこっちは泣いてるじゃないか」と。

喧嘩をしかけた相手の子は、床に横たわり、
口と鼻から出血して泣きはらしてる。
対してこの男の子は、最初にもらった一発だけ。
これを諭した事で、喧嘩はぴたりと収束しました。

誰も止められなかった生徒を、たったひと言で納得させる。
しかもそれをやったのが、見るからに弱そうな理科の先生っていう。
どっちが悪いじゃなく、目の前の問題だけを見て、
体を張って介入していく先生の姿を、私は未だに覚えています。


―――


最近じゃこういうのは体罰として取り上げられるそうですが、
殴るのが良いか悪いかも、やはり別問題です。
理を正せば殴られる相手も納得するものだと、経験上から思います。

生徒が目に見えない序列関係を強いているなら、
それに介入できるのは第三者、特に先生だけでしょう。
先生と生徒は立場が違いますし、生徒それぞれに価値を置いているなら、
何も介入せずにのさばらせている事の方が悪いと言えます。


和田先生なら、この問題をどのようにとらえられたでしょうか。
麻宮サキのような学生刑事が本当に存在したなら、
この中学校はとっくに裁かれているでしょうね。
 


ご清覧ありがとうございました。

【雑記】ブログリニューアルしました


漫画道場


こんにちは、道場主です。

当道場をスタートさせてから、3ヶ月が経ちました。
この間、多くのブロガー様との接点が生まれて、
また沢山の方々からアクセスを頂きました。誠に有り難うございます。

やっぱあれですね、ブログっていうのは人付き合いですね。
数字の上では1カウントに見えるものでも、
この道場に足を運んで下さった明確な背景がある。

私は人文畑の人間で、漫画やアニメはもともと専門外でした。
ライフワークとしてではなく、研究の為に視聴し、
サブカルチャーとしての体系を書き留めるに至りました。
こんな畑違いな意見を、漫画やアニメのファンの方が
真剣に聞いてくれるっていうのが凄い事だと思います。
だって逆のケースはほぼ無いですからね。

アクセス頂いた皆様の懐の広さに、ただ感謝です。


―――


さて、当道場は7月からリニューアルを致しました。
記事数が増えてきたので、過去記事も目を通して頂けるように
ヘッダーの部分にトップメニューを追加しました。
いや、ただそれだけなんですけどね…。

なんかこう…もう少しカッコ良く作りたかったんですが…。
カーソルを合わせたらドロップダウンメニューが出てくる的な。
JoJoで言う所の「バァーーン!」な要素が足りないんですよ。
道場主の足りない知識では、これが限界でした。
おかげで新着記事の更新が大幅に遅れております。

上手な作り方をご存知の方は、コメント下さいませ!


今月は日テレでジブリ映画を特集して放送するそうなので、
それに合わせて「ジブリ映画考察」もやる予定です。
普通の考察は語られ尽くされているので、人文畑出身に相応しい、
文学的な観点からの考察になると思います。

それでは、今後とも宜しくお願い致します。



ご清覧ありがとうございました。

【雑記】道場主からのお知らせ


漫画道場


どうも皆様、初めまして。
既にお見知り置き下さってる方、こんにちは。

「漫画道場」の管理人です。

"管理人"と聞いて、ひよこエプロンと竹箒の女性を連想する方であれば、
どうぞそのイメージは燃えないゴミに出してお捨てになって下さい。
ちなみに佐世保市指定のゴミ袋は大袋45Lで4枚入り880円です。

購入を拒否される方、私の事を"道場主"とでもお呼び頂けると喜びます。
いつも足を運んで下さり、誠に有難うございます。



さて今回はというと、道場主からのお知らせをいくつか。

まず、24日(木)から日記を付けていきます。
『ドラゴンズドグマ』というゲームのネタ日記になります。(漫画かんけいねー)
興味をお持ちでない方はスルーして頂けるよう、宜しくお願いします。
逆に興味をお持ちの方には、がっつり食い付いて頂ける内容になると思います。

次に、来週からは漫画研究の更新頻度が下がります。
正確には、ゲームのネタ日記とコミック短評の更新が主になります。
それでも週1回は漫画研究の更新もやっていく予定です。

もうバレてるとは思いますが、元々が週2回の更新だったんですよね。
道場主が大学の頃に書いた論文を基に記事を再構築してます。
再構築という所がミソで、要は新たな観点を加えて書き直してます。
ストックは充分にあるんですけど、書き直すのに時間が必要なので、
更新頻度を落としている間に書き溜めるつもりです。
記事の質が落ちてしまう事はありませんです、はい。


これまで当道場に数多くお越し頂いた皆様のおかげで、
先週、ライブドアブログ内でのランクレベルが☆☆になりました。
こんな濃い内容のブログに、ここまで支持が頂けるとは思っておりませんでした。
その皆様のご期待に添えない方向に向かいかねない事は承知の上ですが、
つーかそもそも漫画道場を謳っときながらゲームすんなって話ですが、
だって面白いネタが思いついちゃったんだもの。

もし宜しければ、道場主の気まぐれにもしばらくお付き合い下さいませ。


ともあれまずは明日、「オタク論」の第2回を更新致します。
全3回の予定で、本論の3回目は通常通り週末にアップ予定です。


それでは。
 


ご清覧ありがとうございました。

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