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2012年09月

【短評】『銀の匙 Silver Spoon』~泣かない勇吾が見せる"生命"のテーマ

今回は、『銀の匙 Silver Spoon』春の巻・夏の巻編の短評になります。

『銀の匙』は、道場主は連載開始からとても注目していて、
1巻の発売前から本棚界の1軍枠を開けて待っていたほどです。
そしてその期待通り、巻行からたった2巻でマンガ大賞2012を受賞しました。


なぜこの作品が面白いと支持されるのか?
一般的に"生命"をテーマに扱う作品は、「感動」をウリにする場合が多く、
感情移入のポイントも決まっている、言わば紋切り型です。
そうでない場合でも、命を扱うというテーマがあまりに重たすぎる為に、
読んでてとても暗くなってしまう事がほとんどです。

ところが、『銀の匙』はそのどれにも当てはまりません。
"生命"という字に表すだけでも重圧を感じるテーマを、極めて明るく読める、
とても稀有な作品である事が面白い理由として挙げられるでしょう。


―――


まず『銀の匙』はその中心定義として、形式意味論から見た"生命"という文脈を、
例えば食物であったり、愛情であったり、人の生き方であったりと、
あらゆる全ての「もの」に込めている事が分かります。
表題になっている銀のスプーンに込められた意味にしてもそうですが、

{ 食物、愛情、銀のスプーン、etc... }

これらを文脈領域とする時、"生命"を文脈とした「もの」の意味が、
下の形式図のような関係で表されます。

形式意味


従来の作品が、「"○○"とは何か」と、中心定義をいちいち説明する事で、
それぞれの文脈の意味を理解させようとしていたのに対し、
『銀の匙』は、文脈の1つひとつに明確な意味を持たせる事で、
中心定義を説明せずとも、読者にそれを感付かせるような表現がなされています。



『ブラックジャックによろしく』を例に取ると、主人公の斉藤英二郎くんは、
事あるごとに「医者って一体、なんなんだ」と声高に主張し、
周りの人達がそれに対する回答を述べる形で、"医者"の文脈を理解させてます。
めんどくせーな、口を動かしてないで仕事しろよ。

ブラックジャックによろしく

↑苦哀の涙を流して、"医者"とは何かを理解する斉藤くん。うぜぇ。



一方、『銀の匙』では、

銀の匙

↑表題『銀の匙』に対する説明。…うん、銀の匙だね。


このように、文脈(この場合、銀のスプーン)がどういう意味なのかを、
周りの人が説明してくれる事がありません。

また、主人公の八軒勇吾くんは、"生命"の在り方に疑問を持つ事はあっても、
命の選択を迫られて涙を流したりした事は、1巻から通じてもただの1度もありません。
漫画的な表現で、「(´;ω;`)ブワッ」ってなってるのは多々あれど、
いわゆるマジ泣きのシーンは全く無いんですよね。


銀の匙銀の匙

 ↑泣かない。                    ↑泣かない。


銀の匙

↑泣きかけてるけど、泣かない。


"生命"という極めて重いテーマを、直接的に描こうとしていれば、
どこかで見たような、「感動」をウリにした作品にしかならなかったでしょう。
八軒くんが食肉にされた子豚を見て、眉を寄せてぼろぼろ涙を流し、
「命って一体、なんなんだ」とその場に合った台詞を付けさせて、
中心定義の意味を理解させたとしても、表現としては正しいのかも知れませんが、
それだと、"生命"がセンチメンタルに支えられていると言ってるも同然な訳です。

作者・荒川弘先生が伝えようとしたのは、そんな安っぽいものでなかったと思います。
そうでなければ、もっと涙を誘うような話になっていたはず。
淘汰される生命を、読者が一歩引いた所から見て考える事が出来るように、
銀のスプーンの元来の意味であったり、食物への敬意であったり、
人に注がれる愛情であったりと、"生命"を取り巻く文脈のそれぞれを丁寧に描き、
間接的にそれを伝えてようとしているのではないでしょうか。


とは言え、ぼやかしすぎて読者に文脈が伝わらなかったら元も子もありません。
描くべきテーマへと間接的にアプローチする方法として、
キャラクターを徹底的に掘り下げている事が荒川作品の特徴です。
前年の大賞作品である『3月のライオン』にも言えるのですが、
なぜその人物がそのような行動を取るのか、人物背景を細かく描く事で、
ストーリーに説得力を持たせようとしているんですよね。

こう考えると、荒川先生は狙って八軒くんに涙を流させなかったのだと言えます。
深刻なテーマを扱う『銀の匙』が、こんなにもすっきりとしてて面白いのは、
深刻さから距離を置き、経済動物を客観的に見詰める立場から、
生きる喜びを感じられるような、明るい人間性を描いているからなのでしょう。

ここに、荒川先生が考える"生命"のリアリティが感じられますね。


―――


気になるストーリーですが、競争に負けて進学校から淘汰された八軒くんが、
自分と同じ境遇の子豚に「豚丼」と名前を付けて世話を始めた事で、
"生命"の重みと敬意、そして愛情を知っていくというものです。

春の巻では、競争の中でしか価値を見出せなかった自分の存在を、
豚丼の世話やピザ作りを通じて、自分の中にある愛情を再確認していきます。
夏の巻では、思い出深いアルバイトで得た大切なお金を、
愛情をもって育てた豚丼の為に使い、自立するという答えを思い出していきます。
食物を通じて経た経験が、文字通り自分の糧となっている訳です。

どうやら、『ワンピース』や『スラムダンク』にも見られた、
繰り返しのプロットが使われているようで、今後に展開する秋の巻・冬の巻編も、
「八軒くんが自分のやりたい事を見つけていく」というお話になるのかなと。


秋の巻では、部活動を通じて友達との距離を縮めようとしてる所です。
これが八軒くんをどのように成長させるのか、楽しみですね。

疑り深い道場主としては、この次に来るはずの冬の巻で、
すっげ悲しい話(例えば誰かが死ぬ)とかになりそうな気がしてるんですが、
いずれにせよ、今後も本棚界の1軍枠から外れる事は無さそうです。
 


ご清覧ありがとうございました。

【ネタ考察】もしもIQ80の引きこもりが夜神月の『DEATH NOTE』を拾ったら


夜神月

↑第1部のあなたは輝いてました。


【その他のネタ考察】

 もしも乙女漫画の男子と萌え漫画の女子が付き合ったら
 もしも『バクマン。』の七峰透がデミングサイクルを導入したら


さて、今日からからネタ考察をスタートします。
第1回は『DEATH NOTE』。もはや上の画像だけでネタだと分かりますね。

今回の考察の目的は、夜神月の敗因を明らかにし、対処策を打ち出す事です。
なぜ頭の回転の早かった月が、いとも簡単に他人に出し抜かれたのか?
そこには月自身も気付いていない、大きな落とし穴がありました。


―――


まず、夜神月が敗北に至るまでの行動を振り返ってみましょう。


Lに勝利した月は、2代目Lに成りすましてそのまま警察に居座り、
その裏でキラとしてノートによる殺人を続け、世界から崇拝される存在となりました。
キラを熱烈に崇拝し、神と崇める検察庁検事の魅上照は、
月の高校時代の同級生だったMHNの看板キャスター・高田清美を通じて、
国際警察にマークされて身動きの取れない月に2冊目のノートを渡され、
キラの代行として、自身が考える悪を削除していきます。

ところが、高田も魅上も、Lの意志を受け継いだL陣営にマークされており、
高田は単独行動を取っていたLの後継者の1人・メロに拉致され、
魅上は証拠隠滅の為にノートを使って高田を殺しますが、
その行動はもう1人の後継者・ニアによって監視されていて、
2冊目のノートはL陣営の手によって押収、および複製されていました。

いざ月とニアとの対峙の時。月は殺人実行役の魅上に指示を出し、
現場に居揃ったL陣営を全員殺そうと画策します。
偽物のノートをめぐる月とニアの策謀があれやこれやとありますが、
本物のノートは既にニアに押えられていて、月の策は失敗します。
ニアに敗れた月は殺人の証拠を押さえられ、ついにキラである事を自供します。
月にノートを渡した死神・リュークは、自暴自棄になった月を見限り、
月の名前を自分のノートに書いて、キラは最期を迎えました。


夜神月

↑あり得ないのは第2部のあなたです。


デスノート、死神、死神の目を持つ協力者と、圧倒的なアドバンテージを持ちながら、
ついにはL陣営に敗北を喫した夜神月。その行動には疑問があります。

まず、直接の敗因となったのは、2冊目のノートがニアの手に渡った事ですね。
そして、ノートが押収される原因となった魅上の行動にも行き当たります。
本物のノートが複製されてさえいなかったら、直接対決の際、
L陣営は死神の目を持つ魅上によって全滅させられていたでしょう。

では、魅上が複製を許していなかったら、勝敗の決着は変わっていたでしょうか?
いいえ、そうはなりません。L陣営は既に月の周辺を固めていました。
いずれの方法を取っても、ノートを押収されるのは時間の問題であったのです。

つまり、月は背後にあった人間関係をL陣営に気付かれる前に、
ニアと決着を付ける必要があったという事です。


―――


しかし、そんな事が可能な状況ではありませんでした。
そもそも月が魅上にキラの代行をさせたのは、自分の身に捜査が及んでいたからで、
そうなる原因を作ったのは、これまで月がキラとして行ってきた行動の中に、
月とキラを結びつけるいくつかのヒントがあったからです。

これらを現状として捉えた場合、疑われていると分かっていたはずの月が、
デスノートの管理において、最善策に溺れてしまい、
次善策を用意しなかった事が、ニアに付け入る隙を与えたと言えます。
つまり、敗因は月が行ったノートの管理の仕方にあるのです。

ノートを保管する机の引き出しに細工をしたり、追加で13日の嘘ルールを作ったり、
当初はノートが他人の手に落ちた時の想定を考えていました。
ところが、第2部の頃からうかつな行動がやたらと目立つようになります。
第1部ではあれほどノートの管理に慎重に慎重を重ねていたにも関わらず、
どういう訳か第三者に簡単に渡すようになりました。


第2部スタートの段階で、月の手元には3冊のデスノートがありました。
最初にリュークが持ってきて、シドウに返した1冊目のノート。
ジェラスが海砂を守る為に使い、その後も海砂が使い続けた2冊目のノート。
そしてレムがLを殺す時に使った3冊目のノートですね。

あろう事か月さん、これら3冊全てを1度は他人に渡してます。
馬鹿なの?死ぬの?テラアホスなの?


ターニングポイントは3つあります。

まず、妹の夜神粧裕がメロに誘拐された時、身柄引き渡しの条件として
メロから提示されたノートとの交換に応じた事ですね。
デスノートは、23日間だけなら死に繋がる行動を操れます。
ゆえに、邪魔になった妹を混乱に乗じて殺害するのも容易だったはずです。
ノートの保持はキラである事の存在証明であり、何よりも優先されるべきでした。
ところが月はあっさり交換に応じてしまいます。マジどうしちゃったのよ。

月の信念として自分の家族を殺す事に躊躇があったと語られていますが、
結局これがきっかけで、死神とノートと嘘ルールの存在をL陣営に知られてしまい、
この時点で月が持つアドバンテージが月の協力者以外に無くなります。


次に、粧裕を誘拐したメロから1冊目のノートを取り返す時に、
レムから苦労して奪った3冊目のノートを捜査本部に提供した事です。
いくら致し方なかったとは言え、そもそも1冊目を相手方に渡していなければ、
こんな事しなくて良かったはずなんですけどね。

もはやこの頃には月の策謀がと言うより、キャラが崩壊してきてます。
出たとこ任せの行きあたりばったりな人へと足を踏み入れてます。


最後に、協力者となる人物に第三者を選んだ事です。
ノートに名前を書くだけなら、高田1人を協力者に選ぶだけで良かったはずで、
高田に捜査が及んだ段階で第三者という選択肢を取れば良かった。
もっと言うならプリンターを使ってPCで自動更新という手もあったんです。

いくら状況が窮していたとは言え、キラの代行として魅上を選ぶのはあり得ません。
なぜ何の接点も無い人物に、いきなり自分の切り札を預けるのか。
この1点においてだけでも、月は決して頭の良い人物ではなく、
策に弄してその場しのぎに右往左往するだけの小心者に成り下がってます。



では、どのように対処していれば月は勝利できたのでしょうか?
ズバリ、ノートを自分の手の届く範囲で確実に保管しておく事です。

1冊目はシドウに返しますから、手元に残るのは2冊目と3冊目です。
もちろん、誘拐された妹なんて絶対に助けません。
世界の創造主たるキラ様が、私情を挟んでは大事を成せませんから。

その後、2冊目のノートを使って裁きを下していく事になりますが、
ニアの捜査は厳しくなってきますから、これは筋書通り、魅上に預けて良いです。
むしろ、ニアにノートの複製を作らせるオトリとして使えます。

さぁここからがポイント。いざニアとの決戦場へ向かいますが、
この時、魅上に保管させておいた2冊目のノートではなく、
自ら保管していおいた3冊目のノートを使います。
これは海砂に書かせます。
L陣営の皆様は3冊目のノートがある事なんて全く知りませんし、
決戦場となった倉庫には外に見張役すら置いてません。
想定外の切り札を切られたニアは、完全にオワタツンダ状態です。

はい、この通り。月がL陣営に勝つ道筋が出来ました。
切り札ってのはこういう風に使うもんですよ(まぁ結果論ですけど)。


―――


夜神月が敗北に至るもう1つの原因は、相手の思惑に乗りすぎた事です。
これはLの挑発に乗って、リンド・L・テイラーを殺した所から始まっています。
月の目的は「新世界の神となる」事であり、「Lに勝つ」事ではありません。
なまじ頭が良すぎた為に、目的以外の事に突っ込みすぎたのが、
今回は触れなかった、敗因の大きな背景としてあります。

もちろんこれを認めてしまえば、『DEATH NOTE』である前提も、
月が主人公である意義も無くなりますので、ここから先はネタとして考察します。


『DEATH NOTE』の主人公が夜神月では無かったら、
もしもノートが、そこら辺に居る有象無象の手に収まっていたら?
と言うか、普通はその可能性の方が大きいんですが、
はたしてどのような変化がストーリーに生まれていたでしょうか。

シドウを騙くらかしてデスノートを手に入れたリュークは、
退屈しのぎにと人間界にこれを落としていきます。
で、ノートをたまたま拾ったのが、たまたま全国模試トップの頭脳の誇る、
後に日本で最高峰の大学に全教科満点の主席合格をする夜神月だった事で、
話がここまで大きくこじれちゃった訳ですね。

どうせだったら凡百どもよりさらに底辺の、
どうしようもない負け組ニートに拾ってもらう事にして、
夜神月の敗因から明らかになった問題点を修正してもらいましょう。


【主人公】

・月並 平(ツキナミ タイラ) 32歳。
・無職、独身。
・ニート歴10年のプロニート。
・IQ80、高校中退。



やだ…何て斬新な設定でしょう!
こんな作品がかつてこの世に存在したでしょうか。


さて、1年ぶりにハローワークに行った帰りにデスノートを拾った月並くん。
道中で渋井丸拓男、略してシブタクなるDQNからカツアゲに遭い、
その怨恨から家に帰ってシブタクの名前を試しにノートに書き散らします。
するとびっくり、風呂上がりにPCを立ち上げたら、
シブタク死亡のニュースが2chに流れているではありませんか。

「デスノート…本物だ!」

自分をゴミのように扱ってきた世間を見返してやる為に、
デスノートを使って粛清を行い、「新世界の神」となる事を決意します。

…途端に中二臭くなってきましたね。


この頃、謎の大量死に疑念を持ったICPOの探偵・Lは、
TV放送を通じてキラの居場所を突き止める策を実行します。
しかし月並くんはネットに夢中。挑発に乗らないばかりか、TVすら見てません。
マスコミは捏造報道しかしないので、現実をネットに求めていたからです!

2chにはリンド・L・テイラーに関するスレッドがぽつぽつ立ちますが、
それより憎き韓国・中国の反日デモの方が大事件なので、
愛國戦士である月並くんは優先順位に従ってデモの主催者を粛清し始めます。

ネットには次々と倒れていく主催者を写した画像がうpされ、
「天罰www」とか、「ざまあぁぁぁwww」とかのレスが並び、
裁きの鉄槌を下した見えない力に、「ネ申」という賛辞が送られるようになります。

「デスノートで、世の中を変えてやる(キリッ)」

終始ご満悦の月並くんです。

月並くんの決意表明と時を同じくして、第2のキラ・弥海砂が現れますが、
コンビニでエロ漫画を立ち読みする月並くんを見て幻滅し、
2人の接点は生まれる事なく、そのまま時は流れます。


―――


しかし、キラの影を追うLも馬鹿ではありません。
キラの犠牲者が2ch勢いランキングで上位に報道された人物に偏り、
しかも昼間に多い事から、容疑者を日本に居るキモオタニートと断定。
さらに嫌韓や嫌儲掲示板にターゲットを挑発するスレッドを立て、
レスした人物のIPを管理者に開示するよう要求します。

その策に月並くんは見事に引っかかります!
それが釣りである事も知らず、コピペAAを張り付けた月並くんは、
IPをぶっこ抜かれ、容疑者の1人としてマークされるようになります。


けれどLの方も、ミスを犯してしまいます。
やらなくてもよいネタばらしを再度スレッドを立てて公開し、
それと同時に、わざわざキラへ挑戦状を叩きつけます。

どちらにしろ月並くんはもうびっくり!

「くそっ、やられた!」

これによりLの計画が月並くんの知る所となり、
月並くんは警戒して情報入手先をまとめブログに変えてしまいます。


月並くんは未だかつて、自信というものを持ち得た事がありません。
ゆえに、月並くん(普通の人)の考えうる「正義」とは、
他人との折衝ですぐにしぼみ、揺らいでしまう程度のものです。

「必ずお前を探し出して始末する!」とはなりません。

月並くんはLを避け、更に自分の居心地の良い場所へと潜んでいきます。
こうして、Lとの接点も無くなり、Lの捜査は行き詰まります。
捜査の生命線である守秘情報を漏洩したのですから、自業自得ですね。



それからしばらくして、海砂が芸能界デビューし、上京してきます。
海砂のロリフェイスと男心をくすぐる仕草は、
「ミサミサ (*´д`*)ハァハァ」と、ネットでもすぐに話題沸騰となり、
月並くんも海砂の虜にされ、ブログ愛読者になります。

ところが、トップアイドルの道を駆け登っていたミサミサに、
思わぬ大スキャンダルが発覚します。
頭脳明晰で街角モデルとしても人気の東大生・夜神月氏との
お持ち帰りデート&裸でツーショット写真がスクープされたのです!

「駄目だこいつ…早くなんとかしないと…」

海砂の熱心なファンだった月並くんは、デスノートを使った
夜神月の排除を企て、海砂のブログに月の殺害予告を書き込みます。


ですが、これが月並くんにとって命取りでした。
ミサのブログはスキャンダルで大注目されてる真っ最中で、
そんな時に悪意のコメントを付けたのですから、すぐに通報祭りになります。

月並くんのIPは特定され、日本の警察に逮捕されます。
その後の家宅捜索で、『DEATH NOTE』と表題の付いた黒いノートに、
今まで不審な死を遂げてきた人物の名前が書かれている事も判明し、
ワイドショーで恒例のオタクバッシングが始まります。

なお、月並容疑者は警察の取り調べにおいて、

「悪は悪しか生まない。まだ世の中は腐っている。
 腐った人間が多すぎる。ならば、なくさなければならない。」

などと意味不明の供述をしており、動機は未だ不明です。
捜査当局では、キラ事件との何らかの関与がある可能性もあると見て、
慎重に捜査を進め、余罪の追求を進めていく方針です。


…結局負けるんかいぃ!


―――


最後に、道場主の『DEATH NOTE』観について。

この作品は、『ドラえもん』の構図とよく似ていると思います。
異なる世界から便利なアイテムを持って現れた異邦者。
それを使って願望を叶えていく主人公の男の子。
ドラえもんのひみつ道具を悪用したらどうなるかという、
誰もが1度は考えた事のある疑問を、実際にシミュレートしてみた訳ですね。
「ムカつくヤツを消したいな」「はい、デスノート♪」の世界です。


『ドラえもん』にも、"どくさいスイッチ"というひみつ道具があります。
嫌いな相手を消す事の出来る、悪魔のスイッチです。

どくさいスイッチ

↑どくさいスイッチ。夜神月の思想と重なっている。


のび太はまずジャイアンにいじめられた仕返しにと、ジャイアンを消し、
次に2番目に強いスネ夫にいじめられたら、スネ夫を消し、
こうして次々と自分より強い者をスイッチで消していったのび太は、
最後は独りになってしまうというエピソードです。

しかしこの話には救いがあり、実はこのひみつ道具、
全て幻の出来事で、道具を使った相手を戒める狙いがあったのです。
そしてのび太はドラえもんの思惑通り、自分を恥じました。
ここが、『DEATH NOTE』の月とは異なる点ですね。

夜神月の思想は、諫めてくれる人物が周りに居なかったというだけで、
根本的にはいじめられっ子であるのび太と同じです。
マジョリティに対するマイノリティが、中二病をこじらせた話。
だからこそフォーマットを転用して月並くんのネタ化も出来る訳です。
ただ1つ違うのは、月の信念は並大抵のものではなく、
マイノリティである事を恐れず、むしろ誇りとしています。

これは想像ですが、もしも月が孤独である事を恐れていたら、
月の存在意義は一般大衆と同化し、Lの捜査を振り切っていたかも知れません。

月は自分を顕示する事でL陣営に特定され、敗北しています。
ゆえに、自己顕示を早い段階で止め、新世界を作る目的に専念していれば、
月はせっせとノートに名前を書いていくだけで、勝つ事が出来た。


『DEATH NOTE』は、月を揺るぎない正義を持った人物として描き、
純粋な知能戦だけを楽しめるように作られています。
特に月の悪役っぷりは見事なもので、ラストシーン以外は
決してブレない"悪"を描ききっていると思います。
第2部ではその知能戦がなりを潜め、アクションシーン満載だっただけに、
月の落ちぶれっぷりを含めて、少し残念な気はします。

その後、『バクマン。』でも七峰透なる頭脳キャラが出てきて、
まるでヨツバグループを彷彿とさせるような合議制を唱え始めますが、
『DEATH NOTE』で一度やり尽くしたネタを繰り返してますから、
ここも少し蛇足であったでしょうかね。

いずれにせよ、『DEATH NOTE』は1つの記事に書き尽くせないほど、
漫画の魅力が詰まった作品である事は間違い有りません。
今もこうして妄想を続ける読者が、ここに居るのですから。

私がドラえもんにお願いするなら、"木こりの泉"を出してもらって、
悪い人をみんな、きれいなジャイアンみたいにしてもらうかな。

きれいなジャイアン

↑きれいなジャイアン。
 


ご清覧ありがとうございました。

【短評】『特命戦隊ゴーバスターズ』~象徴化された原発事故


エネトロンタンク


↑「人類の命の源」と称される、完全無欠のクリーンエネルギー。


 都市生活を支える巨大なエネルギー、エネトロン。
 それを狙い、人類を脅かす存在・ヴァグラス。
 ゴーバスターズとは、人々を守る「特命」を帯びて戦う若者達の事である!


今回は、『特命戦隊ゴーバスターズ』の考察を行います。

スーパー戦隊シリーズにおいては、30年以上の長きに渡って、
子供目線から見ても分かるような作り方がなされてきました。
しかし、36作目となるこの『ゴーバスターズ』だけは、
これまでとは異なる表現が用いられているような気がするのです。

なぜ私がそう感じたのかは、以前の特撮短評で述べた通りですが、
今回はそれを詳細にまとめて、この作品の背景を考えてみます。


なお、これまでの考察とは違い、完全に私見で記事を作成しています。
ここで明らかにする事のいくつかは、とても客観性のあるものではありません。
それを踏まえた上で、お読みになって頂けたらと思います。


―――


『ゴーバスターズ』は過去のシリーズと何が違うのか?

変身バンクシーンの撤廃や、巨大ロボットの同時侵攻はもちろんですが、
それ以上に、「何か」を象徴すると思われる隠喩らしきものが、
作品の背景からうっすらと感じられるという事です。

そもそもこの考察は、なぜ2011年の東日本大震災の翌年に、
エネルギー問題をテーマにした作品を発表したのかという疑問からスタートしてます。
人類にとって必要不可欠なエネトロンをクリーンエネルギーの象徴として扱えば、
あの忌まわしい原発事故が想起されるのも不思議ではありません。
実際にGoogleで「エネトロン」を検索すると、「原発」のキーワードが付いてきます。
それだけ多くの人が感じ取り、検索しているという事です。

過去のシリーズでここまで踏み込んだテーマを採用したのは、
1999年『救急戦隊ゴーゴーファイブ』で、ノストラダムスの予言を取り上げたくらい。
それでも今年よりははるかにライトな表現です。


『ゴーバスターズ』が原発事故の影響を受けて作られたと仮定した場合、
作中に出てくるいくつかの表現が引っかかってきます。


(1) 「13年前の事故」

舞台は新西暦2012年。13年前の1999年に起きた「亜空間の事故」で、
主人公の3人の運命は大きく変わってしまったと語られていますが、
これを西暦に直すと、日本国内で初めて事故被曝による犠牲者を出した、
東海村JCO臨界事故」を示唆している可能性が出てきます。

原発の運用是非で国が二分する中で、あえて13年前の出来事を
象徴的に取り上げる必要性があるのかを考えたら、こういう結論に至りました。
わざわざ新西暦に言い直してパラレルワールドという設定にしているのは、
原発事故を想起させないよう、オブラートに包む為ではないでしょうか。


(2) 「亜空間」

亜空間」では人は生きられないという表立った設定も、
やはり「放射能」による放射線被曝を示唆しているのではと思えてしまいます。
あの荒廃した建物や風景を見ていると、まるで放射能汚染によって
人が住めなくなった土地を見ているような気にさえなるのです。

これもまた現在住んでいる世界とは別次元であるように描写されており、
マイルドな表現に抑えられていると言えるでしょうね。


(3) 「メサイア」

メサイア(Messiah)」はメシア=救世主を意味する言葉で、
元々は敵の親玉の名前ではなく、転送研究センターで使われている
スーパーコンピュータのメインプログラムの名前として使われていたものです。
それが、コンピュータウイルスによって暴走し、今の姿になっています。

つまり「メサイア」は「悪意」の象徴で、どんなに優れたシステムでも、
使い方を誤れば大きな「事故」に繋がる事を示唆しているように感じられます。
これも、コンピュータという1つのクッションを置いている為、
意図的に分かり難い表現にされていて、それが今作の分かり難さにもなってます。


以上を踏まえて、主人公3人のこれまでのストーリーを振り返ってみましょう。


―――


「メサイア」による「13年前の事故」の後、ヒロム、リュウジ、ヨーコの3人は、
ヒロムの父やヨーコの母のおかげで切り離された「亜空間」から脱出し、
ヒロムは泣いているヨーコに、「亜空間」の人々を元に戻す約束を結びます。

それから時は進み、わずかな量で莫大な動力を得る事が出来て、
人体にも全く悪影響が無いという、夢のような新エネルギーが発見され、
人類のライフラインを支える、なくてはならないものになります。

ところが、13年前に収束したはずの「メサイア」が、この新エネルギーを狙い、
「亜空間」から再び元の世界へと侵食し始め、人類を脅かすようになりました。
成長したヒロム達は新エネルギーを悪用されないよう安全に管理する、
エネルギー管理局・特命部に配属され、「メサイア」の脅威と戦っていきます。


幾多の闘争を経て、「亜空間」の内部に潜入したヒロム達は、
「13年前の事故」で取り残された人々を何とか救おうと画策しますが、
実は彼らは「メサイア」によって「亜空間」の一部に取り込まれていました。
「メサイア」の脅威を破れば、「亜空間」に取り残された人々も見捨てる事になる。


ヒロムは決断します。

> 俺達がここで迷う事は父さん達の覚悟を無駄にする事になる。
> 世界を終わらせる事になる。俺達の13年はそんな事の為にあったんじゃない。



そしてヨーコにはこう告げます。

> 俺は約束を破る。13年前は元には戻せない。


ヨーコもこれを承諾し、ヒロムはリュウジらと共に「メサイア」を振り払い、
世界の秩序を守る事に成功しました。


…と、ここまでがおさらい。


問題はここからです。
「」の中身を、以下に置き換えてみて下さい。


・ 13年前の事故 → 原発事故
・ 亜空間 → 被災地
・ メサイア → 事故の元凶(つまり原発)



違和感なく、すんなり読み解けませんか?

もしも『ゴーバスターズ』が原発事故後に起きたエネルギー問題に
本当に影響を受けていたとしたなら、全く違った解釈が出来るのです。
つまり、もう2度と同じ悲劇を繰り返させないと。


ヒロムの台詞の意味合いも変わってきます。

> 13年前は元には戻せない。


この言葉は、原発事故で失ってしまった日本の故郷が、
元の形のままを取り戻す事が恐らく出来ない事を暗に示しているんじゃないかと。
しかしながら作中で描かれたように、決してネガティブな意味ではなく、
残された世代が未来を目指して歩みを進めるエネルギーになっていく
そんなメッセージが込められているように思えます。


 すべては あの日きっと
 始まっていた 運命(デスティニー)
 僕らは 逃げたりしない
 止まることなく 未来を見た


第1話の時から注意深く観てきた今作のテーマが、暗さを払拭し、
希望の持てる内容でひと段落を迎える事が出来て、本当に良かったです。


おまけに、恒例の予言タイム。



―――


重ねて述べますが、これは私が考える作中のテーマであり、
脚本を手がける小林靖子さんが本当にこれを意図していたのかは別です。
一見すると筋が通っているように見えても、この考察の土台は、
『電王』や『オーズ』に隠された背景を見事に描ききった小林さんなら、
何かしらの隠喩を作品に残す事もするだろうという推論で成り立っています。

ですので、あくまで解釈のひとつとして捉えて頂ければと思います。


一刻も早く原発問題に終止符を打ち、被災者の皆様が
笑顔で故郷の地を踏める日が来る事を心より願っています。
 


ご清覧ありがとうございました。

【作画論】(1) イメージの実像化


ドラえもん

↑「ドラえもん」の絵を、何も見ずに描いて下さい。


【作画論】
 (1) イメージの実像化
 (2) 実像のイメージ化


漫画は言うまでもなく、「絵」で表される芸術である。

登場人物の台詞が無くても、凝ったストーリーを考えなくても、漫画は成立する。
「絵」は漫画である事の、唯一の必要条件なのだ。


では、「絵」が上手い人と、そうでない人の違いは何だろうか。
同じものを描くにしても、人によって作画の巧拙があるが、
それを「才能」という言葉に置き換えてしまうと、違う理由は分からなくなる。

上手い「絵」には、上手いだけの理由がある。
ゆえに、上手く描く為には、上手な「絵」のメカニズムを基礎にしなければならない。
その為にも、感覚的な作画からいち早く抜け出す必要があるだろう。

作画論では、まず作画のメカニズムから明らかにしていこう。


―――


例えば、「ドラえもん」の絵を描いたとする。
「ドラえもん」を知らない人は日本にはまず居ないだろう。
このキャラクターの一般的な理解度を100%と仮定した場合、
描いた「絵」が似てるかどうかを判断するのは、「ドラえもん」の"解釈項"である。

「ドラえもん」の"解釈項"を抜き出してみよう。

 ・ 22世紀のネコ型ロボット。
 ・ 腹部にポケットが付いている。
 ・ 鈴の付いた首輪を装着している。
 ・ 球状の頭部と胴体。丸くて太め。
 ・ 短い手足。やっぱり丸い。
 ・ 体は青、顔と腹部は白のツートン色。
 ・ 鼻としっぽの先は赤色。
 ・ 耳はかじられて無くなった。



では、上に挙げた特徴だけで、「ドラえもん」を何も見ずに正確に描けるだろうか。

世間一般に100%理解されたこのキャラクターですら、
頭の中にあるイメージを、実像としてアウトプットする事は難しいだろう。


―――


「絵」を描くという行為は、イメージの実像化に他ならない。

別の例を挙げると、「お花」を描いて下さいと学校の先生に宿題を出されたとしよう。
多くの人は、下図のような絵になるのではないだろうか。
おはな
↑ イメージで描いた「お花」の絵。


「お花」の絵の"解釈項"を挙げてみよう。

 ・ 花びらは平均して5~8枚。
 ・ 葉っぱは2枚。
 ・ 花びらの中心に黄色い丸がある。

これがイメージとして描かれる「お花」の特徴である。
"解釈項"の数が、実像から抜き出した時より限られている事が分かるだろう。
しかし、イメージだけで描き出された「お花」は、
いつどんな時でも、誰が描いても、ほぼ100%同じ特徴になる。


では、実際の「花」はどんな姿をしているか、確認してみよう。


お花

↑ 「花」の実像。


「花」は太陽の方に向き、花びらは立体構造になっていて、
太い茎から数本の花茎が出ており、1本1本のその先に咲いている。
葉っぱも2枚だけでなく、養分を集める為に何枚も生えていて、
花びらの中心には雄しべと雌しべがあり、受粉しやすいように上に伸びている。

イメージで描いた「お花」とはまるっきり異なるはずだ。


―――


なぜイメージで描かれた「絵」が、実像と結びつかないのか?
それは記憶力と関係がある。人間が実像そのものを記憶出来ないからである。

物を記憶をする時、記憶の対象はいくつかの"解釈項"に分解され、
バラバラにされて脳内にインプットされる。
それを取り出す時は、バラバラにされた情報同士をリレーして呼び起こし、
元の状態に繋ぎ合わせてからアウトプットされる。
この時、断片化された記憶の"解釈項"が曖昧であったなら、
組み上げられる「絵」も曖昧になってしまう、という訳だ。


「絵」が上手い人は、例外なく観察眼に優れた人で、
他人より多くの"解釈項"を見つけ出し、記憶としてインプットする事が出来る。
抜き出された情報の数が多ければ、いざ「絵」を描くときに、
より完璧に情報を元通りにする事が出来るので、それだけ実像に近いものになる。

逆に、「絵」が下手な人は、実像の記憶を思い出して描くのではなく、
バラバラになった記憶の欠片の中から、極めて象徴的な特徴だけを拾い集めた、
記号化されたイメージだけで描いているのである。

上手い「絵」を描く為に必要なのは、頭の中のイメージに置き換えず、
見たままの姿を写し取るように描く事だと言えるだろう。


―――


絵画の世界では、前者を「写実画」といい、後者を「象徴画」という。

ピカソの「絵」が一見するとものすごく下手くそに見えてしまうのも、
作画のメカニズムが、幼い子供の描く「絵」と同じで、
目の前にある実像を見ながら描いているのではなく、
"象徴"として頭の中に渦巻いているイメージを描いているからだ。

しかしながら、ピカソは写実画もべらぼうに上手かった事が知られている。
写実画とは、読んで字のごとく、実像を写し取った「絵」であるが、
優れた画家は、実像というインプットが無い状態から、
頭の中にある鮮明なままのイメージをアウトプットする事が出来る。


漫画もやはり、鮮明なイメージのアウトプットが不可欠であるが、
漫画の「絵」を上達させる秘訣は、実像を出来るだけ克明に描くだけでなく、
「お花」の絵ように、特徴を出来るだけ絞り込んで描く事にある。

次回は、"解釈項"についてより詳しく解説しつつ、
「お花」の絵を実際にバージョンアップさせてみよう。
 


ご清覧ありがとうございました。

【雑記】道場主からのお知らせ


漫画道場


漫画道場も開設して半年になりました。
皆様から沢山のアクセスを頂いたおかげで、ここまでやってこれました。
今後とも暴走しがちな道場主を、宜しくお願い申し上げます。


さて、最近じゃとんと漫画の話を書いてませんでしたけど、
そろそろ書き溜めた漫画論の方を公開していこうと思います。
これまでは概論が中心でしたが、次回からいよいよ実践編に移ります。
入門編~キャラクター論まで書いた事の続きになります。

実践編では、【作画論】、【ストーリー構成論】、【演出論】の3つを取り上げます。
道場主が編集員をやっていた頃の経験を活かし、
ズバリ、漫画をいかにして描くか?という点にスポットを当てて、
これを読めば描き方が分かる!って所まで掘り下げていきますよ。

多くの人が感覚的にやっている事を理屈で説明しますので、
別に漫画家を志してねーよって方も、参考程度にどうぞ。
そこらの専門学校には負けないぜー。


―――


漫画論以外では、今月からネタ考察をやっていく予定です。
トップメニューに付いてるけどさっぱり更新されてなかった、アレです。

第1回目は『DEATH NOTE』です。
夜神月が結果的にL陣営に敗北した理由を明らかにし、
どうやったら世界を牛耳る事が出来たのか、ネタ的に考えます。

詳細は読んでのお楽しみ。


好評を頂いております短評・総評シリーズは引き続きアップしていきます。
『銀の匙』春・夏編のレビューが夏までに終わらないという、
夏休みの宿題を溜めた子供のようなグダグダぶりでしたが、
お盆休みの忙しさを道場主が計算に入れていなかった事が原因です。

あとは、滞りがちなドラゴンズドグマ日記も進めていきます…。


それでは。
 


ご清覧ありがとうございました。

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    ・2012年4月
     LivedoorBlog開設
    ・2012年11月
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    ・2013年1月
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    ・2013年8月
     火垂るの墓の考察記事が検索1位に

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