仮面ライダー


当道場では平成仮面ライダーシリーズの短評が好評を頂いてまして、
これまで記事として公開してきたいくつかの作品以外でも、
隠されたテーマについてご質問を頂くケースが多くなってきました。

そこで今回は、『ディケイド』以降のシリーズ作品においての、
裏付けとなったと思われる学術的背景をまとめてみたいと思います。
いつもと違って、ショートバージョンの見やすさ重視です。

それでは、どうぞ。


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【平成仮面ライダーシリーズの考察記事】
  総論 龍騎 555 フォーゼ ウィザード



1.仮面ライダーディケイド ~パラドックス理論

 数学の演繹法・帰納法。平行世界(パラドックス)とかけてある。
 ディケイドこそがこの世界の「真のパラドックス」であり、
 これまでのライダーは全て「擬似パラドックス」であるとしたもの。


2.仮面ライダーW(ダブル) ~収穫加速の法則

 テクノロジー進化のプロセスが指数関数的に成長してきた事を表す経験則。
 翔太郎を「クロック」、フィリップ(来人)を「メモリ」に見立て、
 お互いが最適化を図る事で最高のパフォーマンスを生むと表現。


3.仮面ライダーオーズ/OOO ~精神現象学

 自己意識の源にある「欲望」を、精神の発展に向けた哲学。
 鴻上会長の目指す人類の進歩は、本能的欲望の拡大による誤ったもの。
 欲望を自己進歩の原動力とした理想世界の実現をテーマにした。


4.仮面ライダーフォーゼ ~プラズマ宇宙論

 物質を構成する原子の安定した姿から、外的宇宙の定常化を説明した宇宙論。
 「磁場」をアメリカンヒエラルキー、「重力」を友情に当てはめ、
 前時代的な弦太朗に、希薄化する現代の人間関係を修復させている。


5.仮面ライダーウィザード ~バイオタイド理論

 月の重力が人間の肉体と精神に及ぼす影響をまとめた社会統計学。
 月の見えない力を「魔力」とし、月と太陽を「月日」にかけて、
 晴人が絶望した人々の記憶を太陽のように照らし出すストーリーに仕立てた。


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以降の作品は随時追加していきます。
『龍騎』から『キバ』までの作品は、要望があれば改めて解説します。


ご清覧ありがとうございました。